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駐在・海外生活

駐在が終わる前に読んでおきたい帰国後の転職先

半年後に本帰国の予定が上長から告げられた。
家族も日本に返すけどまた転勤させられるのか?
子供はまた転校しなければいけない。
いっそのこと転勤無しの仕事へ転職しようか?

海外駐在も終わるころ誰もが悩むことではないでしょうか。

実際に日本への帰国後のことについて不安があるのもわかります。
現職をあきらめて他の会社へ転職しようと思う人もいるでしょう。

その一方でせっかくの海外で得たスキルを活かせないかと考える。
年収ももちろん下げたくないし。

今回の記事はそんな「海外駐在戻り」の人に読んでもらいたい記事です。
管理人の私は未婚ですが、周りの駐在友人達が本帰国するたびに悩んでいたのをみて記事を書いています。

特に30〜40代で家庭を持ちながら駐在歴がある人には参考になると思います。

転職する前に本記事を読んでもらえれば、

・キャリアの作り方
・海外ビジネス経験のある人の転職の方法

として参考になると思います。

それでは説明していきます。

日本に戻ったあとはどうなるか?

海外駐在は基本的に高級取りと言われています。
家族帯同であれば、800〜1200万円の年収レベルになっています。

これにはもちろん駐在手当が付いているため、
日本へ本帰国した場合には年収が下がる傾向にあります。

一方で帰国と同時に本社の出世コースに乗る場合もあります。

そこで
・世帯収入は上がるのか?
・今後のキャリアパスは上がっていくのか?
に注目して検討する必要があります。

パートナーは再就職するのか?

世帯収入についてはあなただけの収入の問題だけではありません。
本帰国後にパートナーが職場復帰したり、再就職する可能性もあります。

あなた自身は駐在時に比べて年収が下がるかもしれませんが、
二人合わせれば世帯収入を上げることだってできます。

キャリアはどうなるか?

駐在時に現地の代表レベルであれば、日本本国で次長・部長のポジションは固いでしょう。
さらに上を目指して取締役へと出世を目指すコースに入っているのであれば栄転です。

問題は日本へ帰国した時でも仕事がなく、さらに別の場所へ「再転勤」となる場合です。
なおかつ出世コースからずれてる場合は、
「慣れない土地での暮らし」
「昇進見込みのないポジション」
での仕事が待っています。

それを受け入れるだけの愛社精神があればいいのですが、
少しでもぐらつくようなら他への転職も候補に入れるべきです。

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駐在中にどれだけ蓄財できたか?

世帯の可処分所得は駐在員は比較的多い方です。
いかに駐在時代に散財せず、貯金できたか?

これも日本へ帰った際、どう動けるか?の基準になります。

子供がまだ小さければ、これから嵩む教育費のため、行動の選択肢は狭まれるでしょう。
そこを共働きで世帯収入を増やして対応するのか?

貯金額によって取るべき戦略は変わってきます。

年収を下げずに転職先をさがす

ここまで吟味してなお心がぐらつくようなら、
転職を検討してみるのもよいでしょう。

せっかく駐在員時代に上がった年収が下がるのであれば、
それをキープしたまま次の職場へ移るのがベストです。

海外駐在の経験であれば、
他企業でも人材不足しているので引く手はあまたです。

特に美味しいのが海外とのやりとりがある購買部署。

購買は常に強気でいけますし、海外事情に精通している人で英語もできる。
マネージャーになれば年収も1000万円クラスにのる層です。

都内の営業部門であればやはり部長・次長クラスを狙うのがよいでしょう。

勤務が転勤が少ない会社を探す

年収が上がれば仕事量も当然増えるので、出張などの移動機会が増えます。

家族を第一に考えて、子供の転校を少なくしたいと考えるのであればあえて転勤の少ない仕事へ転職する手段もあります。

地方の支社長などのクラスであれば高齢化によりポジションが空いていることが多いので応募してみるのもアリでしょう。

難点は海外で培ったビジネス感覚や言語能力が発揮されづらいという点です。

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住んでいる国で転職活動をしてみる

やや強引な方法ですが、現在住みなれた国で転職活動を行うということです。
家族持ちであればかなりレアなケースですが、
それでも住んでいる国が好きになったり長く住んでみたいという気持ちがあるのであれば海外での就職を進めてみるのもいいでしょう。
独身であればそのまま住んでる国で転職するの増えている傾向にあります。

・日系企業の駐在案件
・日系企業の現地採用案件
・外資系企業の就職案件

と意外と選択肢は多いです。
現地の人材会社のコネクションを使って求人票を覗いてみましょう。

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まとめ:自分と家族の幸せを考えてみる

家族がいる中でキャリアをどう考えて、実際に転職に踏み切るかを検討すべきです。

自分の自己実現が達成が現職の中にあるのであればそのまま仕事をしていけばいいし、
家族と一緒にいる自分が幸せであるならば転職も考える必要があるかもしてません。