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ビジネス英語

【海外在住者が答える】TOEICスコアは本当に無駄なのか?

TOEICって仕事で使えるの?
TOEICの勉強は無駄にならない??

TOIECが必要かそうでないかはよく議論されます。
スコアで800〜900点を取れば企業から評価されているとも言われます。
いっぽうで高得点を取ることよりも、仕事で成果を挙げた方がいいでしょ?という意見もあります。

ホントのところ、いったいどっちの意見が正しいのか?
TOEICを取ることは無駄なのか?
気になるかと思います。

結論を述べますが、

・企業・人事側の採用という意味では無駄ではない。
・業務の達成にフォーカスするなら、別にTOEICにこだわらなくてもいい

ということになります。

本記事では、海外在住(シンガポール)の管理人がビジネスで使う英語の観点からこの理由について解説していきます。

企業・人事側の採用という意味では無駄ではないことの理由

企業側が人を採用するときにはTOEICが高得点であることは有利に働きます。

それは以下の2つの根拠のためです。

根拠その1:勤勉で継続した勉強ができる人かどうかを判断する

TOEICで高得点を取るためにはある程度期間を設けて勉強し続けなければなりません。
そこには継続力・計画設定能力・実行力が必要になって来ます。
TOEICの800~900点台を取るにはちょっと勉強したくらいでは得点できません。

企業にとっても仕事ぶりがわからない人を判断するためには、何か頑張って継続して来たことがある人を重視して採用します。

仕事の実績も必要ですが、「TOEIC960点」などが履歴書に記載されていれば、”継続して勤勉に作業できる人”という印象を与える可能性が大きいです。

根拠その2:将来海外赴任する際に選考基準となる

いまや海外展開を視野に入れていない日系企業はほぼないといっていいでしょう。
一度、海外赴任がいざ決まれば社内で誰かを海外担当としなければいけません。

その際に「TOEIC」が高得点あることが会社側からしても有用であると評価されます。

例えば、海外駐在のために人選するならば、ある程度英語に慣れている人の方が、コスト(教育費・時間)がある程度削減できることが大きいです。
TOEICは読み・書きに関するスキルは高めてくれるテストですので、英語での報告書・やりとりに関してはすでに馴染みのある人が選考されます。

仮にあなたが海外で仕事をしたいと目標があるならば、TOEIC高得点者であることが、人選の基準位置いて有利に働く可能性は高いです。

業務の達成にフォーカスするなら、別にTOEICにこだわらなくてもいい理由

英語での仕事の「目標達成」については、特段TOEICにこだわる必要がない場面もあります。

根拠:TOEIC(英語力)以外の力が秀でている場合

上記で「企業・人選の際での選考基準になる」といいましたが、選考基準には他にもポイントがあります。
例えば、

・技術職で専門的な知識を持っている場合

あらかじめ日本で技術職として経験を積んだ人は、比較的英語が苦手でも外国人とのコミュニケーションが取りやすい傾向にあります。
技術に関しては、ドキュメントや会話で伝えるよりも、実技で見せることで伝えることができます。
また、技術分野での専門用語がすでに英語化されていることもあり、「英語の文法がめちゃくちゃでもなんとか伝わる」パターンも多いです。

・コミュニケーション力が高い場合

ジェスチャーでうまく表現したり、表情が豊かな人は英語を使うこと以外でいいたいことを伝えられることがあります。
非言語コミュニケーションに秀でているひとがこの場合に当てはまります。
また、相手の気持ちを先回りして考えたり、空気を読むことに長けている人も、英語力が十分でないかもしれませんが「相手にうまく伝える」ことは可能です。

このようなことから、「ある程度自分の仕事内容に熟知して、コミュニケーションがとれていれば、TOEICの資格は必ずしも必要ではない」ということになります。

ここまで説明すると、以下のような疑問が浮かびます。

じゃあ結局仕事で使えるようになるには、TOEICも仕事内容も両方スキルを高めるべきなのか?

理想的な回答としては、TOEICも仕事もスキルアップしていければ最高です。

しかし時間が多く取れないこともまた事実。
働き盛りで、これからどんどん業務が増えていくあなたにとっては日々の利用できる時間で両方を高めることは難しいことです。
TOEICのテストだって、年間10回もあるますがそれに向けて準備するのだけでも相当な労力がかかるでしょう。

普段の業務と空いた時間での英語勉強を両立した上で、TOEIC800~900点台を目指していく。
理想的ではありますが、現実に達成できる人は少ないのではないでしょうか?

ここでオススメの方法は、日々忙しい中で「業務内容にフォーカスした英語を覚えていく」というスタイルを取ることです。

これはTOEICの勉強に注力するのではなく、オンライン英会話で実践的な英語を学んでいくというスタイルです。

ビズメイツなどのオンライン英会話サービスであれば、試験対策の英語ではなく、実際の業務で使える英語を毎日の短時間で学んでいけます。
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仮に転職活動で英語力を求められる際でも、英会話のスピーキング・ヒアリングで英語力をアピールすればTOEICの点数代わりになります。社内の選考だってもちろん評価につながります。
※じつは、実際に英語で応対できる方が印象に残り、評価が高かったりします。

あくまでも「業務を英語で遂行する」という目的ならば、TOIECを極める道よりも、オンライン英会話で鍛えていくことも検討してみてください。

 

まとめ

「TOEICは無駄か?」という疑問にたいしては、

・企業・人事側の採用という意味では無駄ではない。
・業務の達成にフォーカスするなら、別にTOEICにこだわらなくてもいい

と言えることを説明しました。

転職や海外赴任を検討してる人なら、TOIECの勉強があなたの履歴書を輝かせてくれることは間違い無いです。
しかし求められるスコアも非常に高くなり、勉強に費やすコストも吟味しなければなりません。

先ほど紹介したように、毎日30分程度時間を取れるなら、いっそ実践的なオンライン英会話サービスを利用するのも一つの方法です。
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