ビジネスに効くオンライン英会話を紹介
駐在・海外生活

【日本より厳しい!?】海外駐在員の飲み会の現実

海外赴任したら、駐在員は厳しい飲み会の日々が待っています。

多少大げさに言いましたが、実際に日系の会社であれば日本より飲み会が厳しいと噂もよく聞きます。

今回は、海外赴任する人に向けて、駐在員の飲み会も大変だよということをお伝えします。

海外で日本人飲み会の何が辛いのか?

まず、狭い日本人社会での飲み会なのでほぼ出席です。
自分都合で休むことなんかはまずできません。
仮に「欠席」と伝えてもかならず理由や他に何やってるの?とかどうでもいい質問攻めに合います。
特に海外駐在で長いこと頑張ってきた50〜60代の方々はよく質問してきますね。
「飲み会行きたくないし、家で自分の時間を大切にしたい」という考えに至らないようです。
飲み会を断るのは大抵女性との約束を優先しているからだともいわれることもあります。
貧困な発想力ですよね。

こんな状況ですので、役職が下の20〜30代の駐在員は常に辛く感じています。

飲み会のしきたりは?

飲み会のしきたりは日本より厳しいことが多いです。
上司の好きなメニュー把握や全員揃うまで乾杯を待つなど。
現地人の人からすると「日本人の集団はStupidなのか?」と思われることもあります。

また飲み会場でのこう行った奇妙なしきたりのため現地レストランのウェイター・ウェイトレスからは白い目で見られます。
そして、言葉の通じない日本人役員は現地ウェイトレスに怒鳴りつける。

「恥ずかしからやめてくれ。」

比較的英語や現地語が理解できる若手社員はこう感じているはずです。

飲み会の頻度・料金は?

社内の飲み会は大抵月1回程度でしょう。
私は赴任したての頃は、週4日上司に飲みに連れて行かれましたw

そこにお客さんとゴルフコンペが入れば2〜3回は1ヶ月の間に開催されます。
また日本人が主催の飲み会であればほとんどが日本食レストランが多いです。
シンガポールでは壊滅的に物価が高いので、1回5,000円の飲み会もザラにあります。
海外赴任手当が支給されるので、まだ家計を炒めるほどではありませんが、
頻度・料金ともに増えれば自分の財布へのダメージも大きくなります。

客先との飲みを宣伝広告費とみたとしても自腹を切る場面は出てきます。

避けるためには

対処法は日本にいる時と似ています。

速攻で帰る

今時飲み会での出席率で成績が上がったりするはずもありません。
その分早く帰り、営業職に関する心理学/マーケティング/英語力などを勉強しましょう。

酒飲めないキャラを徹底する

飲み会を断れないという人は、せめて酒量を減らすようにしましょう。
深酒して翌日に持ち越すことほど辛いことはありません。

酒飲めないキャラを徹底していれば、飲み会を早く上がることができます。
唯一、この対処法に穴があるとすれば日本時代に実は酒が飲める人とバレていれば通用しません。
うまく回りのメンバーを見て新顔のコミュニティであれば飲まずの戦法でいきましょう。

赴任からはずれる

海外の駐在を諦めるという方法もあります。

会社側もある程度海外赴任の適性をみて人選しています。
営業職であれば当然飲み会に強い人物が海外駐在として選ばれることもあります。
実際は他の人が営業能力たかいのに人選から漏れるということもあったりします。
一種のアルコールハラスメントですね。

海外赴任してもどうせ飲み会が辛いと思うならばいっそのこと赴任を辞退することもありです。
ただしその場合は、海外赴任による駐在手当などの昇給を諦めることになります。
飲み会を避ける道をとるか?昇給をとるか?究極のトレードオフの選択となります。

唯一の飲み会の利点

そんな嫌な点が多い日本人社会の飲み会ですが、
唯一為になることといえば、「幹事」になることです。
私自身も何度か飲み会や行事で幹事ポジションに就いたことがあります。
はっきり言って頭の体操にはもってこいです。
私が幹事するときは、飲み代からマージン取ったりはしませんでしたが、
段取りしてみんなをコントロールして、楽しんでもらうというスキルは今後も約立たせることができるのではないかと思いました。

まとめ

以上、海外駐在の日本人飲み会について紹介しました。

最初は抵抗なかった飲み会の付き合いも、
些細なことがストレスの種になることもあります。

気づかないうちに病んでしまう人も少なくないです。

ストレスの初期症状で自覚することでメンタルケアの対応も可能になります。

「ん?なんかしんどいかも?」と感じて誰にも相談できないときは海外駐在員のメンタル不調を未然に防ぐ「駐在ライフ」

というサービスもあります。
ベトナム・中国・インドネシアで展開するサービスで無料面談もあるので参考にしてみてください。

一部の企業では日本時代より、パワハラ・セクハラ・アルハラがきついという噂も耳にします。
日本でコンプライアンスが厳しい分海外で余計はっちゃける人達が多いのでしょう。

ストレスコントロールとメンタルヘルスを維持して、海外赴任を有意義なものにしてくださいね。