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ビジネス英語

ネイティブの英語が聞き取れない原因について解説

ネイティブが話す英語が聞き取れない!
洋画や洋楽を聴いてネイティブのリスニングの勉強しているんだけどぜんぜん効果が出ない!どうして??

英語ネイティブの話す英語って聞き取りにくいと感じている人も多いですよね。

それは、きっとリエゾン(リンキング)が原因だからです。

 

本記事ではリスニングの際に必要な、

・リエゾン(リンキング)に注意すること

について解説していきます。

 

まずリスニングの基礎ができているか?

まずそもそものリスニングの基礎ができているか確認しましょう。

基礎力の確認ですので、ネイティブが話す英語ではなく、例えば英会話の先生が英語で話している内容について以下を確認してみてください。

・だれのことを話しているか(主語はなにか?)
・動詞の単語はちゃんと聞き取れているか?
・伝えたいメッセージは聞き取れているか?(5W1Hの確認)

非ネイティブの話し手から発信される上記の情報を最低限取得できるリスニング力があるかを自分でチェックしてみてください。

この基礎ができていないと、ネイティブの発音であるリエゾン(リンキング)にはついていけません。

ネイティブの英会話の先生が話す英語は聞き取れるのに、実際にネイティブの人と他愛ない話をすると全然聞き取れないという人もいます。
この理由は、基本的にネイティブの英会話講師であっても、非ネイティブに対して聞き取りやすいように話しているからです。
あくまでもレッスン生に対しては、ちゃんと聞き取れるような言い方で話してるのです。

以上、基礎は確認できましたか?
それでは、リエゾン(リンキング)について説明していきます。

聞き取りが難しい原因:リエゾン(リンキング)とは?

リエゾンとは、単語と単語がつながって、別の響きを持つことです。

リエゾン(リンキング)の例

・check it= チェキッ
・one of= ワンノブ
・need it = ニーディッ

上記のように、各単語の末尾の子音・母音(k,e,d)が、次の単語の母音(i,o)とくっついている状態になります。

このことで、慣れていない人は全く別の単語を聞いている感覚になり聞き取りが難しくなります。

また日本の学校英語教育では「読み・書き」に重点を置くので、文章を読む力は伸びますが聞き取る力は伸びにくいです。
そのため文字・文章からイメージされる音と、実際に発音される音とで響きが違うので、困惑しやすくなります。

リエゾン(リンキング)以外の響き

紹介したリエゾン以外にも音の響きが変わる場合があります。
フラップとリダクションです。

フラップ

tが舌を巻かれるように発音されることです。

フラップの例

・get out= ゲラウト(tがrに近くなっている)

リダクション

音が欠落する現象です。

リダクションの例

・in and out = インナウト(andの音が欠落)
・want it= ウォニット(wantのtが欠落)

効果的な練習方法

リエゾンについて理解できたら「どうすれば聞こえるようになるか?」対策をしていきましょう。

訓練方法としては、YouTubeの英語字幕を使うことです。

・アメリカやイギリスのコメディ番組をざっと1回見てみる。
・その中で短い文章で聞き取れないものをピックアップする。
・その後YouTubeの字幕再生を使って文章を起こす。
・どうリエゾンしているか確認する。

ひたすらこれを繰り返していきます。

リエゾン対策は、数をこなして慣れることでしか対策できません。
ネイティブの発音は、彼らの体に染み付いたものであるので一朝一夜では身につけることは難しいです。
例えば我々日本人でも「先生」=「せんせい」とはならず、「せんせぇ」となりますよね。
それと似たようなことが起きています。

それでも何回か聞いていれば慣れてくるので、回数をこなしていきましょう。

まとめ

リスニングの際のリエゾン(リンキングについて)お伝えしてしました。

と同時に「効果的な練習方法」であげたトレーニングを行なってリスニング力を向上させましょう。

また、ネイティブ英語にそこまでこだわらないのであれば、
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