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駐在・海外生活

【駐在員が解説】駐在出来るのは本当にエリートなのか?

海外駐在は誰もが羨むエリート。
でも実際は意外とそんな感じじゃないかも。
キラキラした海外生活に憧れるのはちょっと気をつけて。

今回の記事では、海外駐在が全員エリート組ではないということをお伝えしていきます。

どうしても海外駐在というと、大手都市銀とか総合商社マンが赴任するというイメージです。
しかし、それだけではないということもお話ししていきます。
→上昇志向の外資系転職

これから駐在になるとか、駐在を目指しているという人は参考にしてみてください。

駐在員になる人は実は都心のエリートとは限らない

冒頭でもお伝えしましたが、都心に住むエリートだけが海外駐在するとは限りません。
田舎の工場の現場長が赴任することだってよくあります。
現に私も甲信越地方ののメーカーで技術営業をしていました。

まったく海外駐在なんて視野にありませんでしたが、突如社命が降ることもあるのです。
私がエリートかといえば全然そんなことはなく、ただの平凡な営業マンです。

なので、海外駐在を目指している人は、有名な都心の大企業の他にも赴任の道はあるんだよってことをお伝えしたいです。

転職で駐在を狙う記事は以前書きましたのでチェックしてみてください。

現地ではそんなに裕福な層ではない

海外駐在員は日本国内のサラリーマンからすると、一見キラキラしたように見えがちです。
しかし、キラキラした駐在員はそんなに多くありません。
(実際、キラキラした人っていうのは、日本のキラキラした企業のキラキラした部署のきらきらしたひとなんです)
たまにインスタグラムなどで、海外駐在の写真をアップしていますが殆ど日中は日本国内と同じようにオフィスで仕事しています。
(それでもインスタグラムでキラキラしているのに憧れるのであれば、あれは駐在員の奥様方ですと言っておきます。)

また、現地のスーパーセレブもいるので、比べ物にならないくらいの格差を普通に目の当たりにします。
特に相続税がない国もあるので、めちゃくちゃ金持ちの10代とかもいるわけです。
ましてや、広大な資源国の大富豪なんかもウジャウジャいます。
日本国内で生活していると、なんとなく格差って目の当たりにすることは少ないです。
みんなが同一な生活に収まるようになっているのでしょう。
しかし近年日本国内でも経済格差が叫ばれてきています。
海外赴任することで、「経済格差とはこういうのもなんだ」ということがよりはっきりとするでしょう。

国内に比べれば自由だが、それでもやはりサラリーマンである以上自由がない

本社から目の届かないところで悠々と仕事ができることも海外駐在の特権です。
毎日の満員電車に乗ることもなく、週末は観光地にいってリフレッシュ。
しかしやはりそれでも本分は日本のサラリーマンなのです。

いつか帰国命令がでれば帰任しなければいけないし、自分のキャリアコントロールが100%できるわけではありません。

日本に比べたら比較的ラクですが、それでも会社から縛られているという状況は忘れないように足ましょう。

帰る場所がないことも

出世コースに乗るか左遷扱いになるかは上長の判断次第となります。
若くてまだ伸び代がある人は、出世の可能性があります。
逆に40〜50代は日本に戻ったら自分のポストが無いなんてこともあります。
自分が海外現地法人で頑張ってきたのはなんだったのか?

海外赴任で業績をあげることって日本以上に難しい場合もあります。
赴任中に成果を残せれば評価されますが、なんとか苦労して現状キープで御の字という状況だってあります。赤字垂れ流しなんて場合もザラです。
仮にサプライヤーであれば、発注元が規模縮小すれば、あわせて自分の会社の業績だって下がるわけです。

日本に戻っても自分の場所が保証されていることは確実ではありません。
→帰国後の転職先を探す

まとめ

駐在員は必ずしもエリートがなるようなものではないということをお伝えしました。

・駐在員になる人は実は都心のエリートとは限らない
・現地ではそんなに裕福な層ではない
・国内に比べれば自由だが、それでもやはりサラリーマンである以上自由がない
・帰る場所がないことも

駐在員といっても結局は本社命令に従わなければなりません。

自分の目指す目標や、手に入れたい環境が違うのであれば、
キャリアアップを図ることもありです。

海外経験を通したことによってあなたに英語スキルがつけば、
市場価値として「英語」x「海外経験」の組み合わせでより満足度の高い企業へ転職も可能です。

転職エージェントにも特色があり、
「英語を生かす」
だったり、
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を専門に取り扱うエージェントもあります。

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とりあえず、駐在ポジョションも含めて転職先の企業を探すのであれば、
まずは一般的な転職エージェントへ登録するのもはじめの一歩です。

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